作者の独り言リストへ戻る


私がいかにしてこのサイトを作るに至ったか

 

 私、ヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュースが一番人気のあった頃、つまり1980年代中頃に聴いていた音楽はおニャン子クラブとゲーム・ミュージックでした(笑)。そんな私がどうやってこのバンドの音楽を聴くようになって、そしてこのファン・サイトを作るに至ったか。ここではそんな独り言が書いてあります。時間があったら読んでやってください。


☆FIRST CONTACT

 あれは、私が中学を卒業するころでした・・・。当時CICビクターからパラマウント&ユニヴァーサル映画の名作ビデオが3500円で発売されたのです。ビデオを2台持っていなかった私は、ダビングをしなくても映画のビデオがたやすく手に入る!と考え、「スティング」や「知りすぎていた男」といったまだ見たことのない過去の名作数本と一緒に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のビデオを購入しました。
そして始めて見た「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の中で流れてくる”パワー・オブ・ラヴ”。以前からCMなどで耳にしたことがあり、「ああ、ノリのいい曲だなぁ。」とは思いましたが、フル・コーラスで聞いたわけではないのであまり気にしませんでした。
 そして何年かしてレコード屋に行ったときでした。おニャン子クラブゲーム・ミュージックを卒業し(笑)好きな映画のサウンドトラックを聴くのが好きな私は、いつものようにサウンドトラックのコーナーに立ち寄りました。たまたま目に付いたCDが「バック・トゥ・ザ・フューチャー」だったのです。「そういや、ビデオも持っていたっけなぁ・・・買っておくか。」思ったより値段が安かったこともあり、他のCDと一緒に購入しました。
 自宅に帰って、今日買ってきたCDを聴いていると、ひときわ気になる音楽が・・・(もうおわかりでしょう)それがヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュースだったのです(笑)!
 「おお、いいねぇ、パワー・オブ・ラヴもいいし、バック・イン・タイムもいいよな。よし、今度このバンドのCDを買ってみよう。」
 というわけで、私はヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュースファンへの道を進んでいったのです。それが茨の道とも知らずに(笑)。

 

☆SEARCH FOR HUEY LEWIS & THE NEWS (PART ONE)

 まず最初に私が買ったのは3枚目のアルバム「SPORTS」でした。そのころはまだベスト盤が出ていなかったし、最新アルバムから買うと後で聴く古い曲がどうも古くさいものに聞こえたりするのを配慮したのです。”パワー・オブ・ラヴ”の入っている「FORE!」を買ってもよかったのですが、なにかもったいないような気がしたのと、すでに聴いたことのある曲が入っているアルバムを買うのがしゃくだったので(笑)。
 そして次に当時の最新アルバム「ハード・アット・プレイ」を手に入れ、これぞ私の求める音楽という考えを導き出し(笑)、次々に過去に出ていたアルバムを店頭で買っていったのでした。
 ビデオもレコード屋に無い場合はレンタルで済ませ、とりあえず手に入れられるものは残るところ後二つとなりました。その内の一つ「スーパー・セレクション」は内容がアレンジ違いのコレクターズ・アイテムだと知っていたので、別に買わなくても良いと考えてました(後に私はコレクターと化して買うことになるんですが・・・)。ですから、残るは彼らのデビュー作「ヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュース」ただ一つ!
 しかし原付で(当時普通免許は持っていなかった)回れる範囲のレコード屋にはどこにも置いていなかった・・・2ndの「ベイエリアの風」以降のアルバムは置いてあるものの、肝心の「ヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュース」は見つからない。私自身、このバンドが気になる以前にレコード屋で実際に見たことがあるような無いような、といった感じでひょっとしたら廃盤になっているかも知れない・・・。小心者な私(笑)も意を決して店員に注文を頼んでみることにしました。

私「あの、すいません・・・」<ちょっと弱気
店員「はい、なんでしょうか?」
私「CDを注文したいんですが。」
店員「なんのCDですか?」
私「ヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュースのヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュースです。
店員「はい?」
私「だから、ヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュースのヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュースです・・・」

 分かりづらいよなぁ・・・だから注文するのいやだったんだ!ヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュースよ、なぜもっと考えてタイトルをつけない!!いや、東芝EMIよ、なんで邦題をわかりやすいものにしなかったんだ!!!

 というわけでなんとか難所を乗り越えて(笑)注文を終えた数日後、やっと1stの「ヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュース」を手に入れることができたのでした。

 

☆SEARCH FOR HUEY LEWIS & THE NEWS (PART TWO)

 ヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュースのファンになってからかなり経ちますが、このサイトを解説した時点では同じ志を持った人には1人しか出会ったことはありませんでした。それも私が雑誌にて「WOWOWで放送した代々木体育館でのライヴ中継をダビングさせてください!」という告知を載せた時に反応が返ってきた唯1人の方だったのです。掲載してもらったのはあの「ぴあ」でですよ!?
 その後様々なアルバイトを経験してきた私ですが、まわりにヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュースのファンは誰一人としていませんでした。
 そして'97年11月。念願のインターネット接続に成功した私は、早速国内で有名な検索エンジンYahoo!,gooなどで「ヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュース」を検索してみました。しかし、ディレクトリ系エンジンでは引っかからず、ロボット系エンジンだと膨大な数をひろってしまい、お目当てのヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュース日本語サイトは見つかりません。本場アメリカにはたくさんのサイトがあるというのに・・・。
 英語が分かる方であれば、海外のHPでいろいろと交流をはかったりできるでしょうが、私は英語にコンプレックスを持っているもので(笑)。
 じゃあ仕方がない、キャシャーンがやらねば誰がやる!私がやるしかないじゃないか!ということになったのです。

 

 というわけでこれが私の言いたかったことです。読みにくい文章を読んでいただきありがとうございました。共感してくれれば幸いです(しないと思いますが)。